さぬきうどんの美味しいお召し上がり方
さぬきうどんの美味しいゆで方
ゆで方一つで、うどんのツヤやコシが変わることを知っていますか?
せっかく食べるなら、正しいゆで方で美味しく味わいたいものです。
「美味しいお召し上がり方」を参考に、お店の味をご家庭でもお楽しみください。
(1)たっぷりのお湯でゆでましょう
うどん100gに対して、水1リットルが基本です。
うどんが300gなら、水は3リットル。たっぷりのお湯でゆでましょう。
うどんを入れてもあふれないように、鍋は大きめのものがおすすめです。
ここがポイント
うどんが泳げる大きな鍋でゆでるべし!
(2)沸騰したお湯にうどんを入れます
お湯がよく沸いたら、うどんを入れます。
袋から出したうどんをそのままそっと湯の中に入れます。
うどんを無理にほぐしたりしないようにしましょう。
【ポイント】
鍋にうどんを入れたら、ふたをします。
このときに箸でかき混ぜないようにしてください。
※箸でかきまぜると、うどんが短く切れてしまいます
ここがポイント
鍋にふたをして静かに待つべし!途中で混ぜるのはNG
(3)鍋のふたを開けます
うどんお湯に入れてから2~3分ほど待ち、浮き上がってきたら、ふたを開けましょう。
ここでも箸で混ぜないように、ぐっと我慢します。
ふきこぼれそうになったら、火を弱めて調節しましょう。
※差し水はお湯の温度が下がってしまうのでしないでください
ここがポイント
沸騰したら火加減で調整すべし!差し水は絶対NG
(4)最後にもうひと手間!
最後に軽く箸で混ぜて、ゆであがりです。
「釜あげ」で食べる場合は、鍋から直接、器に盛り付けて、ゆで汁も器に入れます。
「かけ」「ぶっかけ」「ざる」などで食べる場合は、ゆで上がったうどんを冷水でしっかり洗います。ヌメリがなくなるまでが目安です。
美味しくする最後のひと手間
茹でた麺を流水でしっかりぬめりを取って締めたら、エッジの立ったコシの強い、喉ごしのよいさぬきうどんのできあがり。
お好きな食べ方でお召しあがりください。
【温かいうどんとして召しあがる場合】
食べる直前に再度軽く湯通ししてから麺を丼に入れ、トッピングをのせ、熱々のだしをかけてお召しあがりください。
【冷たいうどんとして召しあがる場合】
流水で締めたうどんをそのまま丼(またはザル)に取り、トッピングをのせ、冷々のつけだしでお召しあがりください。
ここがポイント
ゆであがった麺を流水でしっかり洗うべし!
※釜あげうどんは洗う必要なし
※釜からあがった麺を水洗いせず、そのまま卵に醤油をかけて食べるのが釜玉うどん、つけだしで食べるのが釜あげうどん